栄養の話

【チーズの栄養】夏バテ防止にチーズがおすすめ!

こんばんは、かんめもです。

毎日暑いですね。夏バテ防止にはビタミンB₁、B₂、Cやクエン酸などが重要です。

チーズにはビタミンB₂がたっぷり入っているのでお勧めです!

チーズっていつから食べられているの?

チーズは紀元前4000年頃に、メソポタミア地域で生まれたといわれています。そこから世界中に広がっていき、地域や風土に合ったチーズが生み出されてきました。

世界中で500種類以上のチーズがあるそうです!

チーズの種類

チーズはナチュラルチーズプロセスチーズに大きく分けられます。

ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズは、牛などの乳に凝乳酵素(レンネット)や乳酸菌スターターを加えることで固めて作られます。

ホエー(乳清)を取り除いて、凝固したカード(凝固乳)に塩と乳酸菌などを加え、熟成することによってタンパク質が分解されてアミノ酸ができるために美味しくなります。

かんめも
かんめも
温度や湿度の影響でチーズの状態が変わっていくので、チーズの種類によって食べごろが変わってきます!

ゴーダチーズ

ゴーダチーズは牛乳で作られるオランダの代表的なチーズで、ゴーダ地方で初めて作られたことから名づけられました。日本でも作られていて、プロセスチーズの原料にもなっています。

ゴルゴンゾーラ

ゴルゴンゾーラは牛乳で作られるイタリアの代表的なチーズで、アオカビで熟成されるブルーチーズの一種です。表面はザラザラしていて、中身の全体に青かびが広がっています。

クリームチーズ

クリームチーズは牛乳とクリームで作られていて、熟成させないフレッシュタイプのチーズです。

プロセスチーズ

プロセスチーズは、ナチュラルチーズを1種類または2種類以上を使用して作られます。

加熱して作られるため、細菌や酵素の働きが止まって熟成が進まなくなるので長期保存ができるのが特徴です。

かんめも
かんめも
日本で作られるチーズの大部分はプロセスチーズで、ゴーダやチェダーがベースになることが多いそうです。

チーズの栄養

チーズはタンパク質、脂質、カルシウムが多く、消化吸収がされやすいのが特徴です。ビタミンA、ビタミンB₂、リンなども含まれています。

チーズは種類によって、100gあたり100~400kcalと大きくカロリーが変わります。

カルシウム

カルシウムは骨や歯の形成に重要な成分です。食品によって吸収率が変わり、乳製品に含まれるカルシウムは吸収率が高く、植物性食品や小魚のカルシウムは吸収率が低くなっています。

ビタミンB₂

ビタミンB₂は水溶性ビタミンの一種で、糖代謝(炭水化物からエネルギーを産生)や皮膚や髪等の細胞の再生にも関わっています。

チーズの選び方と保存方法

色々なチーズを食べてみたい時は、チーズ専門店に行ってみると面白いですよ!癖の強いチーズもたくさんあるので、迷った時は食べやすいチーズを聞いてみましょう。

チーズを保存する時は、乾燥を防ぐためにラップで包み、さらに袋(ジップロックなど)に入れて保存しましょう。

チーズのお勧めレシピ

クリームチーズはスイーツとして食べることが多いですが、甘くない食べ方も美味しいですよ。

《サバとクリームチーズのディップ

〇材料〇

・鯖缶×1缶(固形90g)

・クリームチーズ×120g

・マヨネーズ×小匙1

・ポン酢×小匙3

・粉チーズ×5g

  1. クリームチーズは常温に戻しておく。
  2. 鯖缶はザルにあけて水気をきる。
  3. クリームチーズをボールに入れ、他の材料もすべて入れてよく混ぜて完成です。

〇栄養成分〇

587kcal、タンパク質30.56g、脂質53.96g、カルシウム357.72mg、リン308.16mg、塩分相当量3g

かんめも
かんめも
夏を元気に乗り切りましょう!

ではまた!

『オールフォト食材図鑑』荒川信彦・唯是康彦/社団法人 全国調理師養成施設協会

『食品学ー食品成分と機能性ー』久保田紀久枝・森光康次郎/東京化学同人

『日本食品標準成分表2020年版(8訂)』

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