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【旬の食材・冬~春】アイスプラントってどんな野菜?

こんばんは、かんめもです。

アイスプラントって野菜を見たことはありますか?

細かい水滴がついているかのようにキラキラしていて、見た目が面白いので食べたことが無い方も是非食べてみてください。11月~6月に出回っていますよ。

アイスプラントってどんな野菜?

アイスプラントは、南アフリカ原産でヨーロッパでも昔から食べられていました。日本には、1985年に塩害対策で持ち込まれたのがきっかけで栽培が始まったそうです。

葉の表面のプラッター細胞にミネラル類をため込んでいて、ほのかな塩味を感じるのが特徴です。癖はないので、色々な食材に合いますよ!

かんめも
かんめも
他にもクリスタルリーフ、ソルトリーフ、雫菜などの別名があります!

アイスプラントの栄養

アイスプラントには、ミネラルを土壌から吸い上げて葉の表面に溜める働きがあるので、カリウムやマグネシウム、β‐カロテンなどが豊富に含まれています。

ミオイノシトール

ミオイノシトールはビタミンBの類似物質で、中性脂肪の増加抑制、血糖値低下作用、抗酸化作用等があります。

クエン酸

クエン酸は有機化合物のヒドロキシ酸の一種で、柑橘類や梅干しなどに多く含まれています。爽やかな酸味が特徴で、食品添加物として飲み物等にも利用されています。

また、小腸からのミネラルの吸収を促進、胃液や唾液の分泌量を増やす、乳酸菌の分解する作用などもあります。

β‐カロテン

β‐カロテンは体内でビタミンAに変わるプロビタミンの一種で、熱に強く脂溶性で抗酸化作用が高い成分です。また、皮膚や粘膜、髪の毛の健康維持、視力にも関わる働きをしています。

ピニトール~血糖値の低下作用~

ピニトールはイノシトールの一種で、マメ科の植物に含まれる成分です。糖代謝を活性化して、血糖の細胞への取り込みを促進することにより血糖値を下げる作用があると考えられています。

アイスプラントの選び方と保存方法

アイスプラントを選ぶ時は、色が鮮やかでみずみずしいものを選びましょう。

保存する時は、乾燥しやすいのでビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。徐々にしなびていくので、購入したら早めに食べるのがお勧めです!

アイスプラントのお勧めレシピ

アイスプラントは、まずはさっと水洗いして生で食べてみるのがお勧めです。

薄く塩味がついているので、ドレッシングをかける時は控えめで様子を見ましょう。加熱すると少しとろっとした食感になるので、天ぷらにするのも面白いですよ。

ではまた!

『オールフォト食材図鑑』荒川信彦・唯是康彦/社団法人 全国調理師養成施設協会

『食品学ー食品成分と機能性ー』久保田紀久枝・森光康次郎/東京化学同人

『日本食品標準成分表2020年版(8訂)』

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