【旬の食材・夏】アスパラガスは色が違うと種類も違う？

こんばんは、かんめもです。

アスパラは春先から秋にかけて長く収穫できる野菜です。5～7月が旬の野菜ですが、8月も売っているので今のうちに食べてみませんか？

アスパラガスってどこか伝わった野菜？

アスパラガスは東地中海が原産で、ヨーロッパでは古くから利尿剤や鎮静剤として利用されてきたそうです。名前の由来はギリシャ語で新芽を意味する「asparagos」→英語で「asparagus」→アスパラガスになったそうです。

アスパラガスってどんな野菜？種類って色々あるの？

私たちが食べているアスパラは直径1ｃｍくらいの若い茎の部分です。茎が成長するときに土で覆って(日を遮って)育てるとホワイトアスパラガス、土で覆わずに育てるとグリーンアスパラガスが収穫できます。

アスパラガスの栄養

アスパラガスは野菜の中では比較的タンパク質と糖質が多く含まれています。他にもビタミンCやカロテン、ルチンなども含まれていて、ホワイトアスパラガスよりグリーンアスパラガスのほうが栄養豊富です。

アスパラギン

アミノ酸の一種で、アスパラガスから初めて単離されたためアスパラギンと名づけられました。体内でエネルギーの産生や、肝臓保護作用に関わる成分です。

ルチン～元ビタミンP～

ルチンは主に穂先部分に含まれているフラボノイド色素で、ポリフェノールの一種です。強い抗酸化作用があり、毛細血管の強化にも関わっています。

1930年代に発見された当時はビタミンPと呼ばれていましたが、特に欠乏症もないためビタミンとは呼ばれていません。

アスパラガスの選び方と保存方法

アスパラを選ぶときは穂先が締まっていて張りがあり、切り口がきれいなものが新鮮です。とても品質劣化が早く、横に倒して保存してにおくと縦におくよりもビタミンC やクロロフィルの量が急激に少なくなってしまいます。購入したら乾燥しないようにラップに包んで、穂先を上にして立てて保存しましょう。

ホワイトアスパラガスは主に缶詰に加工されています。

アスパラガスのお勧め調理方法

和洋中色々な料理に使われているアスパラですが、焼いても炒めてもゆでても美味しいですよ。普段作っている料理、野菜炒めやサラダ、味噌汁などに加えたりアスパラのベーコン巻きを作ってみてはいかがでしょうか。

ではまた！